【朝の人出】最大7割増 昨春比、緊急事態宣言11都府県
政府が新型コロナウイルスの緊急事態宣言を11都府県に拡大して20日で1週間。同日朝の主要地点の人出は昨春の緊急事態宣言時と比べて最大で7割超増えており、政府が目標とする出勤者の大幅抑制などは十分に浸透していない。内閣官房がNTTドコモのデータから11都府県の主要地点の状況をまとめた。駅の利用者が平時より7割程度減っていた昨年4月12~25日の同じ曜日の平均と比べると、1月20日午前8時の人出は大阪市の梅田が73・3%増で、全12カ所のうち最大の増加率だった。