モンゴル首相が辞意 「(政策の不備の)責任をとる」 同国ではPCR陽性の母と新生児隔離時の対応を巡り、若者を中心に政府に批判が殺到
モンゴルのフレルスフ首相は21日、新型コロナウイルスの感染予防の政策に不備があったとして、辞任を表明した。同国では、出産直後に感染がわかった女性と新生児が極寒の中、薄着のままで救急車に乗せられて隔離先へ向かう動画がSNS上に拡散。「対策が非人道的だ」などと批判する若者らの抗議デモに発展していた。モンゴル国営放送などによると、出産のために入院中だった女性は、夫の感染が判明したため、PCR検査を受けて陽性となった。