原発事故の避難者がまだ入居するつくば市の応急仮設住宅(国家公務員宿舎)、退去後の空き家から水道の蛇口などが盗まれる被害多発
避難者転居後の空き家荒らし多発
東京電力福島第一原発の事故の避難者が入居する茨城県つくば市の応急仮設住宅で、避難者が転居したあとの空き家が何者かに荒らされる被害が相次いでいることが関東財務局への取材で分かりました。今も住宅で生活を続ける避難者からは、治安の悪化に不安の声が上がっています。つくば市並木にある国家公務員宿舎は原発事故の後、福島県双葉町などからの避難者に応急仮設住宅として提供され、60棟のうち最大でおよそ40棟が利用されていました。