【英国】感染者が“視力”を失う「皮質盲」発症 新型コロナの重篤な合併症が見つかる
英国の医療関係者らが、新型コロナウイルスの合併症として皮質盲を発症したという初の臨床例を報告している。この症状は、これまでに感染者の間でみられていなかった。この研究論文は、学術誌「キュリアス」に掲載されている。モハメド・エルハサン氏(英ロイヤル・ダービー病院)が率いる英国の研究グループは、重度の肺炎と可逆性後頭葉白質脳症症候群(PRES)で入院した男性の新型コロナ感染者(54)が、稀な症例である持続性の皮質盲を発症したと報告している。