【鉄道】「若返る」箱根登山鉄道、残りわずかの旧型車両 「109号」が3月に引退、レトロな電車3両のみに
箱根登山鉄道は1月27日、箱根湯本―強羅間で運行する旧型車両の「モハ2形109号」が3月21日で引退すると発表した。もとは1927年製造の木造車を改造した車両で、90年以上にわたり「天下の険」とうたわれた箱根の山の急勾配や急曲線、スイッチバックを上り下りし、国内外から押し寄せる観光客を運んできた。ただ最近は新型車両の導入が進み、109号に限らず、かつて箱根の足を代表したレトロな登山電車が姿を消しつつある。