【京都】化粧まわしを締めた男らが「わっしょい、わっしょい」と裸足で駆け抜ける…伝統行事『百度打ち』
京都府京丹後市丹後町間人の岡成(おがなり)地区の伝統行事「百度打ち」が7日あった。寒風すさぶ海沿いの町を、化粧まわしを締めたはだしの男性たちが「わっしょい、わっしょい」と威勢のよい掛け声を響かせながら駆け抜けた。江戸時代に始まったとされ、節分前後と秋祭りの早朝に年2回営まれる。間人は戦前には相撲の巡業があったことから、「立岩」「城嶋ケ﨑」などの地元地名や「濱嵐」「濤(なみ)ノ音」など海にちなんだ刺繍(ししゅう)の化粧まわし姿で走るようになった。