【柏崎刈羽】他人IDで原発進入、警報鳴ったのに警備担当がデータ書き換え…規制委が改善指導へ
東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)の所員が他人のIDカードで中央制御室に不正進入した問題で、警備担当者らが所員のデータを書き換えていたことが8日、原子力規制委員会の検査で分かった。この日、規制委は非公開の臨時会を開催。今後、追加検査を実施した上で改善指導する方針を決めた。問題の所員は20歳代男性で昨年9月20日、自分のIDカードではなく、別の所員のカードで原発の運転を管理する中央制御室まで進入した。