NHK経営委員長「改ざんではない」かんぽを巡る議事録
NHK経営委員会が2018年、当時のNHK会長を厳重注意した問題を巡り、NHKの第三者機関が経緯の分かる経営委議事録を全面的に開示すべきだと指摘する答申を出したことについて、森下俊三委員長は9日、「今後審議、検討していく」と話した。議事録を巡っては、議論の要約などが開示されているが、答申は「要約された文書は開示の求めの対象文書との同一性を失ったもの」「公開制度の対象となる機関自らが対象文書に手を加えることは制度上予定されておらず、対象文書の改ざんというそしりを受けかねない」などと指摘した。