【毎日新聞】日本の次期主力ロケットH3の開発大詰め 海外からの受注も目指すが、競争激しく価格破壊も
日本の次期主力ロケット「H3」の開発が大詰めを迎えている。今後20年間にわたり「宇宙への足」となる重要なロケットだが、主エンジンが不調で、1号機打ち上げは1年遅れの2021年度中となった。衛星打ち上げ受注を巡る海外勢との競争も激しさを増す。三菱重工業の飛島工場(愛知県飛島村)で1月23日、発射場のある種子島宇宙センター(鹿児島県)への出荷を前に、H3の胴体部分となる第1段と第2段の機体が報道陣に公開された。