【ファイザー】「日本向けのコロナワクチンをドイツとベルギーで製造しますが、それぞれの国で輸出許可が必要です」
厚生労働省が国内で初めて承認した新型コロナウイルスのワクチンについて、米ファイザーは14日、日本向けワクチンはドイツとベルギーで生産すると明らかにした。欧州連合(EU)は1月末、域内へのワクチン供給遅れの危機感から、3月末までの時限措置として輸出に許可制を導入しており、安定供給には懸念が残る。ファイザーによると、日本向けのワクチンは米ファイザーのベルギー・プールスにある拠点と、ワクチンを共同開発したドイツのバイオ企業ビオンテックの同国内の拠点で生産するという。