コロナ不況の逆境はね返せ! シウマイ弁当、ひっぱりだこの蓋…駅弁業界“打開策”続々 郊外型店舗開店/各地域で販売イベント
コロナ禍で苦境に立たされているのが駅弁業界だ。前回の緊急事態宣言以降、人の移動が大幅に減ったことで、ターミナル駅を中心に売り上げの落ち込みが深刻となった。2度目の宣言が延長されるなか、逆境をはね返す打開策も生まれ、成功例も相次いでいる。「シウマイ弁当」で知られる「崎陽軒」(横浜市)ではコロナ禍以前、1日平均約4万2000個の弁当が売れていたが、「前回の緊急事態宣言を受け、昨年4~5月ごろには売り上げが約7割程度落ち込んだ」と担当者。