米国防総省「尖閣周辺での中国船領海侵入に懸念。日本の主権を支持」 中国反発「地域の平和と安定を脅かすべきではない」
中国海警局の船が沖縄県の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返すことを受け、アメリカ国防総省の報道官が懸念を示し、日本の主権を支持する考えを表明したことに、中国外務省が反発しました。「日米安保条約は冷戦の産物で第三者の利益を損なうべきではなく、地域の平和と安定を脅かすべきではない」(中国外務省 汪文斌報道官)中国外務省の汪文斌報道官は24日の記者会見でこのように述べ、尖閣諸島について「中国固有の領土」だと改めて主張しました。