米国防総省報道官「尖閣巡る政策に変更なし」 23日の「日本の主権を支持する」とした発言を修正し、「混乱を招いて申し訳ない」と釈明
米国防総省のカービー報道官は26日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島を巡って「米国の政策に変更はない」と述べ、尖閣の領有権について特定の立場をとらないとしてきた従来の見解を踏襲すると表明した。「日本の主権を支持する」とした自身の23日の発言を軌道修正した。カービー氏は「米国は現状変更をめざす一方的な行動に反対する」と述べ、海警局の船を用いて尖閣周辺の日本領海への侵入を繰り返す中国を批判した。