【話題】ついに日本でも接種可能に! 子宮頸がんの90%を予防する新ワクチン
昨年8月に発売した『医者が教える女体大全』の中で、子宮頸がんワクチンについて説明していますが、本書執筆時には、まだ承認されていなかった新しいタイプの子宮頸がんワクチンが、2021年2月24日から日本でも接種できることになりました。これは、子宮頸がんの予防にとって、かなり大きな前進です。子宮頸がんはウイルス性のがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)が、主に性交渉で感染することによって起こり、性経験がある女性の50~80%は、生涯で一度はHPVに感染するともいわれています。