【産経新聞】台湾で国民党の住民弾圧2・28事件の追悼式典 蔡英文総統「民主と自由が台湾発展の鍵」
台湾で1947年に当時の国民党政権が台湾人の抵抗運動を弾圧し住民を殺傷した「2・28事件」から74年の28日、南部・高雄市で犠牲者追悼式典が開催され、蔡英文総統は「民主主義と自由は台湾の持続的発展を可能にする鍵だ」と述べた。共産党の一党独裁下で人権侵害が深刻な中国との違いを強調した形だ。蔡氏は、事件やその後の国民党独裁体制の下で多くの犠牲者が出たほか、事件について語ることも禁じられてきたと指摘。