宣言延長2週間で結果出せるか 専門家「都市封鎖しかない」の声も
菅義偉首相が3日に首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)に発令中の緊急事態宣言を2週間延長すると表明したちょうど同じ時刻に、厚生労働省の専門家による助言組織「アドバイザリーボード(AB)」(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)が開かれていた。解除から取り残された首都圏について「新規感染者数の減少傾向が続いているが、減少スピードが鈍化している」と分析したが、「宣言延長」を知らされた専門家は首相の判断をどう考えて発信したのか。