【水際対策】入国3日後にPCR検査しても、2割程度は感染者でも陰性の結果が出るとされ、検査漏れを完全には避けられない
政府は変異株の流行拡大国・地域からの入国者には従来の入国前と入国直後のPCR検査に加え、ウイルスの排出量が比較的少ない無症状感染者も把握できるよう、入国3日後のPCR検査も課してきた。だが、対象は現在、英国、南ア、ブラジルなど17カ国(13の地域も含む)からの入国のみ。政府の出入国管理統計(速報値)によると、残る89の国・地域からは1月、外国人だけで約3万9千人が従来型の検査を受けただけで入国している。