【朝日新聞】福島県、これまで被曝の影響によるがんの増加は報告されておらず、今後も、増加が確認される可能性は低い 国連科学委員会
「福島県民がん増える可能性低い」 被曝線量を下方修正
東京電力福島第一原発事故の被曝(ひばく)による健康影響を評価した報告書を、原子放射線の影響に関する国連科学委員会が9日公表した。報告書は2014年以来。最新の知見を反映して福島県民らの被曝線量を再推計し、前回の値を下方修正した。これまで県民に被曝の影響によるがんの増加は報告されておらず、今後も、がんの増加が確認される可能性は低いと評価した。