ソフトバンクG、英グリーンシル破綻前に430億円注入か
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は9日、ソフトバンクグループ(SBG)が経営破綻した英金融会社グリーンシル・キャピタルに対し、少なくとも4億ドル(約430億円)を注入していたと報じた。傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」が2020年末に貸し付けたという。企業間金融を手掛けるグリーンシルは、証券化商品の大口の提供先だった運用会社から取引を相次ぎ打ち切られて経営に行き詰まり、8日に倒産法に基づく会社管理手続きに入った。