メルケル与党大敗、総選挙へ痛手 独で2州議選、緑の党伸長
ドイツの2州で14日、州議選が行われ、両州ともメルケル首相の国政与党・キリスト教民主同盟(CDU)が大敗する見通しとなった。新型コロナウイルス禍でCDUへの不満が噴出した一方、緑の党に票が集まった。CDUにとっては、9月の総選挙に向け大きな痛手となった。メルケル氏は総選挙に出馬せず引退を決めている。新党首にラシェット氏 メルケル流中道路線継続へ―独与党CDU
開票率約9割の段階で、南部バーデン・ビュルテンベルク州では、これまでCDUと連立を組んでいた緑の党が3割超の票を獲得。