【佐川元理財局長の例を参考】辞職した谷脇氏の退職金、支払い留保 5千万円超の計算
武田良太総務相は16日の記者会見で、同日付で辞職した谷脇康彦・前総務審議官の同意も得たうえで、退職金の支払いをしばらく留保すると明らかにした。谷脇氏の退職金は、5千万円を超えるとみられる。総務省が、退職金の支払いを留保するのは今後、さらに懲戒処分に相当する事実が判明する恐れがあるためだ。森友学園の決裁文書改ざん問題で、退職後に認定した処分相当事由に添って退職金を減らした財務省の佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長の例を参考にしたという。