【現金給付】米国人が 「リベンジ消費」の用意・・・個人消費が70年間で最も力強くなると見込まれている
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)宣言から1年たった今、まだ旅行などの自粛が続いている状況にあるが、可処分所得がある幸運な人々は外出して散財する用意ができている。これを「リベンジ消費」と呼ぶ人もいる。米小売売上高は過去最高水準に近いほか、雇用は改善しつつあり、ワクチン接種も進んでいる。米国人はコロナ禍で多額の超過貯蓄を積み上げており、ブルームバーグ・エコノミクス(BE)はその額がパンデミック開始から今年1月までの期間で約1兆7000億ドル(約180兆円)に上ると推定している。