【英断】フランス政府、オルセー美術館収蔵のクリムト作品をユダヤ人所有者の親族に返還へ
【3月18日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)によって併合されたオーストリアで1938年、ユダヤ人の所有者が格安で手放さざるを得なかったグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の作品について、現在の所有者であるフランス政府が、元の持ち主の親族に返還すると発表した。「樹下のバラ(Rose Bushes Under Trees)」と題されたこの絵画は、オーストリア人のクリムトが1904~05年ごろ制作。