【国際】トルコ、クルド系野党に圧力強まる 欧米は強権化懸念
強権化が指摘されるトルコのエルドアン政権のもとで、少数民族クルド系政党への圧力が強まっている。最高検が憲法裁判所に対し、同党の解党を要求。米国などが懸念を示したことにトルコ側は反発し、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国の間で新たな火種となりつつある。トルコの最高検は17日、国会(600議席)で3番目に多い55議席を有する野党「人民民主主義党」(HDP)が、分離独立を目指す非合法武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)と行動を共にしていると指摘。