【米国】アジア系へのヘイトクライム増加の背景・・・「コロナウイルスを持ち込んだのが中国人であるとの偏見が広がっている」
3月16日、アメリカのアジア系コミュニティーに衝撃が走る事件が発生した。ジョージア州アトランタの3店舗のマッサージ店が白人男性によって銃撃され、犠牲者8人のうち6人がアジア系女性だったことから、アジア系を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)との見方が浮上。その後の警察の取り調べで容疑者は人種に基づく動機を否定したが、このところアメリカではアジア系を狙った犯罪が急増しており、バイデン米大統領も事件前の11日の演説でアジア系に対するヘイトクライムを非難していた。