【週刊ポスト】4月末の時点でも、ほぼすべての高齢者がワクチン未接種のまま放置される、大量のコロナ死者を出すことは避けられない
菅義偉・首相は1都3県の緊急事態宣言を解除し、表面上は「コロナ第3波は収束した」かのような解放感が広がった。解除初日の羽田空港には、春休みを楽しもうとスーツケースを携えた旅行者が殺到し、宣言中に比べて3倍近い人でごった返した。政府は医療支援や感染防止策、休業支援が不十分だという声をほとんど無視して宣言解除を断行しただけだから、近いうちに「第4波」に火が付くことは間違いないだろう。