【女帝小池発】「ロックダウン」狂想曲から一年。混乱はなぜ広がったのか。カタカナ語の弊害を読み解く
一年前の今頃、ある言葉が飛び交っていたのを覚えているだろうか。【井上未雪・ハフポスト日本版】「ロックダウン」だ。「4月2日に東京がロックダウンする」こんな偽の情報が昨年、まことしやかに広がった。当時の菅官房長官がネットやSNSでの噂を会見で否定する事態になった。経験したことのない新型コロナウイルス感染拡大の中、ロックダウン、オーバーシュート、パンデミック、ソーシャルディスタンス......カタカナ語が飛び交い恐怖心が煽られた。