【鉄道】赤字企業・JR東海の反転攻勢策と「東海道新幹線不要論」
新型コロナウイルスは企業活動に多大な影響を与えている。まだコロナが猛威を振るう前だった「Beforeコロナ」の2019年度、営業収益1兆8446億円、純利益3978億円を稼ぎ、優良企業の代名詞でもあったJR東海の黒字を、コロナはいとも簡単に吹き飛ばし、2000億円を超える最終赤字(20年度通期業績予想)に転落させた同社発足以来初となる赤字決算になるばかりか、オンライン会議の定着などによる社会構造の変化も起こり、出張需要を取り込んできた「東海道新幹線不要論」まで飛び出している。