東芝幹部の過半が車谷社長に「不信任」、社内調査で判明-関係者
東芝の指名委員会が社内の幹部を対象に行った車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)への信任調査で、「不信任」との回答が過半に達していたことが12日までに分かった。6月の定時株主総会で示す取締役選任議案に影響を与える可能性がある。事情を知る複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。関係者らによると、指名委員会は不正会計問題が経営トップらの関与で発生したことを踏まえ、2016年から年1回、社内上層部の約120人を対象に社長に対する信任調査を実施している。