【神戸市】県の施策 『うちわ会食』に異論 「かえって感染の危険性を高める可能性がある」
兵庫県が新型コロナウイルス対策として神戸市など県内4市の飲食店に計約32万本のうちわを配布する計画を発表し、会食中に顔の前にかざして使う「うちわ会食」を呼び掛けたことに対し、神戸市は13日、「飛沫感染を防止する効果があるのか検証が不十分だ」として、市内で配布しないよう県に申し入れた。県は9日、まん延防止等重点措置の対象地域となった4市の飲食店約1万6000店に、県独自に作成した「飛沫防止用うちわ」を1店当たり20本程度、15日ごろから順次配布すると発表していた。