【感染者急増】WHOのテドロス事務局長 「気の緩みが原因だ」
新型コロナウイルス感染拡大が続くなかで各国が対策緩和に動いている状況について、世界保健機関(WHO)の疫学者、マリア・バンケルコフ氏は12日、「今はだれもが現実を直視すべき時だ」と訴えた。バンケルコフ氏は、世界で先週も440万人の感染が確認されたと指摘。「パンデミックがすでに16カ月も続き、効果的な対策が分かっている時に、こんな状況はだれも望んでいない」と述べ、自分たちが何をしなければならないかという現実を直視するべきだと呼び掛けた。