【東京都の変異株】新型コロナ変異ウイルス E484Kとは 感染広がっている可能性も ワクチン接種で獲得したY字形抗体が効きにくい
新型コロナウイルスの変異株が首都圏でも広がる中で、東京都内や東北地方では政府がスクリーニング(ふるい分け)検査の対象外とする変異株の感染者数が高止まりしている。昭和大学病院(東京都品川区)では、入院患者の9割を占め、重症者も出ている。独自に監視する都によると、都内では変異株の約4割に上る。ワクチン接種が遅れ気味な中、専門家は、政府が検査対象に加えて対策に生かすよう求めている。