【鉄道】近鉄GHD株が1年1か月ぶり安値 コロナ感染第4波の懸念で
近鉄グループホールディングス(GHD)の株価の下落が止まらない。2021年4月20日、一時、前日終値比75円安の3840円まで下落し、終値も同50円安の3865円となった。コロナショックで急落した20年3月9日の3890円をも下回り、1年1か月ぶりの安値を付けた。近鉄GHDの本拠地とも言える大阪府で新型コロナウイルスの感染者が増え続け、医療体制が逼迫する「第4波」が到来していることで業績への懸念が深まり、大阪府の緊急事態宣言の発出要請で下げ足を加速している。