【脱炭素】日本、CCUS火力発電を実現できなければ「原子力40%」
加速する脱炭素の潮流 政治家は原発政策を語れ
2021.4.22 06:08
外交評論家、エネルギー戦略研究会会長・金子熊夫昨年10月、突如、菅義偉首相が就任後初の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル」を宣言して以来、“脱炭素ブーム”がバブル的な盛り上がりを見せている。背景に、11月に英グラスゴーで開催される気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)に向けて、日本の立場を有利にしておこうという外交的配慮もあるようだ。