【鉄道】1年遅れ、北陸新幹線「敦賀延伸工事」最後の難局 2024年春開業となった敦賀駅周辺を現地ルポ
地上23mが軌道面となる敦賀駅。在来線と木の芽川に挟まれた厳しい立地環境の下で急ピッチの工事が続く。立ち位置は米原方で2面4線のホームを外れた付近(写真:久保田 敦)鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2021年6月号「一年遅れの波紋」を再構成した記事を掲載します。2015年3月に長野―金沢間が開業して名と体がそろった北陸新幹線は、現在、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構:JRTT)を建設主体として金沢―敦賀間の延伸工事が進められている。