【日本】コロナワクチン接種率、先進国で最低水準・・・最大の要因は、欧米より2カ月遅れたワクチンの承認
日本の現在のワクチン接種対象は原則、医療従事者と65歳以上の高齢者に限られている。首相官邸によると、20日時点で少なくとも1回接種した人は約139万人で、全人口に対する接種率は1・1%と先進国では極端に低い水準だ。最大の要因は、欧米より2カ月遅れたワクチンの承認と、それに伴う著しい供給不足。国内で使用できるワクチンはいまだに米ファイザー製のみで、生産工場がある欧州からの輸入に頼らざるを得ない。