【JBPress】上杉謙信の61勝2敗8分は出鱈目 戦国時代の合戦の全記録などない 信長公記も手取川の敗戦を隠蔽
≪歴史家・乃至政彦氏の新著『謙信越山』が版を重ね話題を呼ぶ。あいまいに指摘されていた「上杉謙信」像を一次史料から掘り下げることで、その誤解や知られざる一面が見えてきた。同じようなことは、戦国時代に起きたとされる出来事にも言える。たとえば、上杉謙信の戦績「61勝2敗8分」。この数字はいつ、誰が、どのように調べ検証したのか?『謙信越山』重版記念トークイベントの内容の一部より紹介する。