【日本でも見た】ポーランド、政府の批判者は「反ポーランド的」、「外国のスパイ」と攻撃対象に 言論の自由締め付け強化
欧州では、ポーランドの右傾化が報道されるようになっている。2015年11月以降、愛国主義的政党「法と正義(PiS)」が政権を担当しているが、政権発足直後から、司法やメディアへの介入が問題視されてきた。一体どんな「介入」があるのか。今年2月、報道の自由の擁護、ジャーナリズムの実践向上を目指す「国際新聞編集者協会」(IPI、本部ウィーン)が報告書「民主主義の後退:ポーランドにおけるメディアの自由の劣化」を発表したので、その概要を紹介してみたい。