台湾駐日代表、日米共同声明を高く評価 「日米が台湾周辺の安全保障に関心を寄せていることに感謝」「米含む演習必要」
日米両国は4月16日に開かれた首脳会談の共同声明で「台湾海峡の平和と安定の重要性」を強調した。台湾の駐日大使に相当する謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表は西日本新聞のインタビューに応じ、台湾問題を52年ぶりに明記した声明を高く評価。有事に備えた共同訓練の実施など具体的行動を日米に求めた。 (聞き手は久永健志)【地図】第1列島線
-今後の日米同盟の「羅針盤」となる共同声明では、同盟を一層強化して台湾問題などで中国に対抗する姿勢を明確に打ち出した。