【毎日新聞】鹿児島県馬毛島のマゲシカが自衛隊基地建設で絶滅の危機 中断求める市長と計画進める防衛省
米空母艦載機部隊の陸上離着陸訓練(FCLP)を移転させるため、政府が自衛隊基地の建設計画を進める鹿児島県西之表市の無人島・馬毛島に生息する絶滅危惧種のマゲシカを巡り、専門家が「基地建設でますます生活環境が失われる」と警鐘を鳴らしている。政府は環境影響評価(アセスメント)でマゲシカの保全方法を検討する考えだが、計画中断を求める西之表市長の意向に反してアセスメントなどを進める政府の姿勢に、地元の基地反対派は反発を強めている。