「早く要請内容決めて」 緊急事態宣言延長で気をもむ百貨店
大阪など4都府県に発令中の緊急事態宣言の延長にからみ、百貨店などは商業施設への要請内容に気をもんでいる。休業の継続か緩和かで業績への影響も変わるためで「早く要請内容を明らかにしてほしい」という声が出ている。宣言対象地域に店を持つ百貨店の多くは、食料品などを除く大半の売り場で臨時休業を迫られた。6日発表の令和3年3月期連結決算で最終損益が171億円の赤字(前期は80億円の黒字)と会社設立以来最大の赤字幅になったアパレル大手、ワールドは4都府県で全店舗の約3割を休業中。