【明治大学】登戸研究所、掘り起こし30年 元教諭のオンライン講演配信 「負の遺産を後世に」
戦時中、生物兵器などを極秘裏に開発していた旧陸軍登戸研究所の歴史を、高校生たちとともに調べてきた元教諭の渡辺賢二さん(77)によるオンライン講演が、ユーチューブで配信されている。「登戸研究所掘り起こし運動30年のあゆみ」と題した講演で、負の遺産を後世に伝える意義と重要性を説く。 (中山洋子)現在の明治大学生田キャンパス(川崎市多摩区)にあった登戸研究所では戦時中、風船爆弾や生物兵器の開発や偽札づくりが行われていた。