【朝日新聞】反ナチス運動で斬首刑のゾフィー・ショルが独でブーム 「私はゾフィー」は「違うだろ」の声
ゾフィー・ショル(1921~43)。第2次大戦中、ナチス批判や反戦を訴えて処刑された女性が、生誕100年を機にドイツで再評価されている。英雄として神格化するようなブームの一方、21歳の彼女が残した等身大のメッセージは何だったのか、静かに問い直す人々もいる。(ダッハウ〈ドイツ南部〉=野島淳)■反戦と自由、貫いた「英雄」
ゾフィーは、大学生らが反ナチスのビラを各地に配った抵抗運動「白バラ」の一員だった。