【川口マーン惠美】親中メルケルの集大成「EU中国投資協定」で中国依存は修正不可能に 欧州議会が待ったをかけてくれたら…
■メルケル首相の中国尊重姿勢(略)
■EUの中国依存はますます強くなる
ただ、よりによって昨年は、香港やウイグルで中国の深刻な人権侵害が露呈した年だった。それでも、EUが投資協定の締結を諦めないのは、これにより「中国とEUの間の信頼が深まり、経済の相互発展が促がされるから」とされる。なお、EUの外交官の多くは親中派で、彼らは、中国が協定に託すのは、「開かれた市場と国民の安寧。