【福島第1原発/毎時4・4シーベルト】汚染水対策土のう、10年たって足かせ 26t「厄介な存在」に
高濃度の放射性物質を含む汚染水対策に追われている東京電力福島第1原発。4月に処理水の約2年後の海洋放出が決まったが、新たな課題が浮かび上がっている。10年前、建屋の地下にためる汚染水への対応として緊急投入された土のうだ。当時の対応が、ここに来て廃炉作業の足かせになっている。…略…
19年9月~20年3月、汚染水の中をカメラ付きのロボットで調べたところ、袋の表面で最大毎時4・4シーベルトの放射線量を計測した。