致死率50% インドで急増の真菌感染症、患者が約9000人に 医師「いまやCOVID-19より黒い真菌(ムコール症)のほうが問題だ。」
スーティク・ビスワス、インド特派員
インドで感染が急拡大している、致死率の高い真菌感染症「ムコール症」の感染者が8800人を超えた。「黒い真菌」とも呼ばれるムコール症は、通常はまれにしか確認されない。致死率は50%と高く、眼球を摘出しないと助からない場合もある。インドではここ数カ月、新型コロナウイルスから回復した人や回復中の人に、数千人の感染者が見つかっている。