【山口地裁】バーベルを頭で受け止めさせたり、トイレで用を足す姿を撮影させたパワハラ消防士 「職場も黙認」と免職処分取り消しに
◆ 頭に2・3キロの重り投げ、トイレで用足す姿を撮影…「職場も黙認の風潮」と免職取り消しパワーハラスメントを理由に免職の分限処分を受けた山口県長門市消防本部の元司令補の男性(45)が市を相手に処分取り消しを求めた訴訟で、山口地裁は4月、男性の主張を認めて処分を取り消した。判決は男性のパワハラ行為を認める一方、職場には粗暴な言動を黙認する風潮があったとして「行為は男性個人だけが原因ではない」と判断した。