元WHO上級顧問の渋谷氏、東京五輪は「開催できる状況にない」
元WHO上級顧問の渋谷氏、東京五輪は「開催できる状況にない」 数万人規模の受け入れで医療維持困難に公衆衛生学の専門家として世界保健機関(WHO)事務局長上級顧問を務めた渋谷健司医師(55)は26日、本紙のオンライン取材で、東京五輪・パラリンピックの開催について「できる状況にない」という認識を示した。開催都市の東京都などに緊急事態宣言が発令される新型コロナウイルスの感染状況や変異株の流行を踏まえ、数万人規模の選手らを受け入れれば医療体制が維持できない恐れがあると主張した。