【社会】中学野球部で練習中に目負傷、114万円支払い命令 打球直撃で網膜裂孔、地裁が判決 滋賀県
大津市立中学校の元男子生徒が野球部の練習中、打球が目に当たり、視力低下を伴うけがを負ったのは顧問らの安全指導が不十分だったためだとして、生徒側が市に約300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、大津地裁であり、堀部亮一裁判官は市に約114万円の支払いを命じた。判決によると、元男子生徒は市立中1年だった2016年11月、野球部の練習で打球を処理中、続けて飛んできた打球が右目に当たり、網膜裂孔と診断された。