【社会】斜めに座り踏み間違いか 神戸市営バス6人死傷事故―事業用車事故調
2019年4月、神戸市中央区のJR三ノ宮駅近くで市営バスが歩行者を次々とはね、6人が死傷した事故で、国土交通省から委託を受けた事業用自動車事故調査委員会は28日、運転手が運転席に斜めに座ったままバスを発進させたため、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性を指摘する報告書を公表した。報告書によると、運転手の男性(66)は事故があった横断歩道の約5メートル手前の停留所で停車中、前扉から乗ってきた通行人に道を聞かれ、運転席で斜め左を向いて座り対応した。